「BMSの曲をMP3にしてiPodで聴きたい!」なんてときに役立つのが、BMSを一本のWAVに変換するソフトウェア。
その定番「BME2WAV」がバージョンアップし、「BMX2WAV」と名前を変え公開されました。
作者のTEMさんのサイト >> CHILD’S SQUARE
本記事ではBME2WAVからの大きな変化をピックアップして紹介します。
OGGに対応
一番有り難いのがこの機能でしょう。
ここ最近OGG形式の音声ファイルを使ったBMSがかなり一般的になりましたが、BME2WAVではWAV形式にしか対応しておらず、いちいちOGGをWAVに変換する手間が必要でした。
しかしこの対応により、OGGを使ったBMSでも気にせずに直接変換することが可能になりました。
ノーマライズ機能搭載
複数の音声ファイルを使うBMSを一本のWAVにすると発生するのが音量の問題。
大半のBMSではそのまま纏めると音割れが発生してしまいます。
対策としてBME2WAVでは音量をパーセンテージで指定することができました。
しかし値をどう設定すれば適切な音量になるのかはBMSによってバラバラ…。
変換後にわざわざ確認しなければなりません。
そこで使われるのがノーマライズ機能。
BMX2WAVでは「ピーク」「平均」「やんない」の3つのノーマライズ方法と、パーセンテージの指定で音量を調整できます。
ここでは実際の変換後の波形とともに各モードについて説明します。
なお、サンプルとして2/21現在好評開催中の「EXTREMEBEAT」よりkoakiさんの「Final Flight」を使用致しました。
ではまず、「やんない」「100%」で変換してみましょう。
はい、音量が大きすぎて音割れまくりです。聴いてみるとノイズが発生していました。(注・だいたいの曲はこうなるよ!)
パーセンテージを下げることで音割れは回避できますが、どこまで下げればいいのかはやってみないと分かりません。
それでは、「ピーク」「100%」で変換してみましょう。デフォルトではこうなってます。
こうすると、波形がピークになるところを基準に、音割れしない最大の音量に自動調整されます。便利!
ちなみに「ピーク」「50%」にすると、上の生成ファイルの50%の音量のファイルが出来ます。
次に「平均」「100%」にしてみましょう。
…はい、これだけじゃ効果がよく分かりませんね。
このモードでは、平均音量がある一定の値になるように自動調整されるようです。
つまり複数の曲を変換したときに、その音量が大体統一されるということです!便利!
パーセンテージを変えると、「ピーク」同様の効果が得られます。
ランダム構文に対応
たまにお目にかかる「ランダムで内容が変わるBMS」にもBMX2WAVは対応しています。
本来ランダムに決まる値を指定して、変換したいBMSパターンを選択可能です。
どの値がどのパターンに対応しているか調べる方法がBMSファイルをメモ帳などで覗くかuBMplayでRamdomの値確認するかしかないっぽいのがネックですが…。
ということで、BMX2WAVの主な新機能を紹介致しました。
これは現代を生きるBMSプレイヤーなら必須のソフトと言えるでしょう!
できましたー♪
何度やってもできなくて
諦めかけておりました。
ありがとうございます!!