207もの作品(うち一作は評価対象外)が登録され、予想通り過去最大規模のBMSイベントとなったBOF2009。
神作品のオンパレードに毎日BMS漬けの方も多いのではないでしょうか。
ここでオススメ作品を語るのはイベント後にするとして、今回は客観的な「数字」のお話です。
BMSシーンに新しい風を巻き起こしている「OGG」「ロングノート」「動画BGA」がBOF2009でどれだけ使われているかを集計してみました。
なお、あまり厳密に集計してないので多少の誤差があるかもしれません。あしからず。
OGGフォーマット
まさに「容量革命」を引き起こしたOGGフォーマットですが、今大会の使用率は35.3% ( 73作品 ) でした。
昨年は30.5%だったので、少し上昇したことになります。
ロングノート
本家にも搭載予定のロングノート、今大会の使用率は22.7% (47作品)でした。
曲による向き不向きもあれど、なんと4、5作品に一つはLN譜面のある作品!
IIDX新作稼動に伴いこの数字はどう変わるのか、気になるところです。
動画BGA
PCのハイスペック化に伴い普及の兆しを見せているMPEGなどの動画BGA、今大会の使用率はなんと21.3% (44作品)!
これには集計した私もビックリです。
BGA付きの作品はおよそ84作品(およそってのはループBGAとか判断がビミョーなのもあるから)ですので、なんとBGAの半分が動画形式…。
BGAイベントなどで予兆はあったものの、今大会で一気に普及した模様です。
ただ、もしかして製作者の数は少ない…?
というワケで、「OGG」、「ロングノート」、「動画BGA」、それぞれ普及が進んでいるようです。
特に注目すべきは動画BGAの多さ。
BMPを一枚一枚配置していく手間のめんどさを一気に解消してくれるので、今後どんどん普及していくかもしれませんね。
これらの普及でBMSの表現の幅が広がることを期待いたします。
私の考えには oggと動画 formatを使う理由が多分実用性または便利さためだと思います. wavで ogg 128kbで変換させれば用量が 10倍以上差があることで憶えるのに, 多分そんな理由のようですね. また動画formatを使う理由も用量の問題+表現の自由のためと思います. (しかし動画 formatは画質の問題を排除することができませんね.) のため個人的には進歩の一部と思います. お金を蓄えて BMS用外装ハードディスクを用意しましょう!(…)
OGGの登場は本当に革新的なものでした…。
動画formatは、一般的な映像作家でも特別な手順を踏まずにBGAを作れるようになったという点でも良いことだと思いますね。